ご 挨 拶

 

令和6年所信

「自己確立 自他共楽」…自己変革を社会変革へ繋げる

 少林寺拳法の基本理念は、「自己確立」「自他共楽」の2つが柱になっております。「自己確立」とは、頼れる自分をつくること、「自他共楽」とは、相手の思いに立って行動すること、と言い換えることができます。開祖宗道臣先生の言葉をお借りすれば、「半ばは自己(じこ)の幸せを 半ばは他人(ひと)の幸せを」となります。他人と比較すると、「自分なんて、ダメだ。」と思いがちですが、呼吸し続けたり心臓を動かし続けたりするような、私たちが当たり前に行っていることでさえ、現代の最新テクノロジーを集結しても再現できないようなハイレベルの事を誰もが行っていると言えます。自分の中にある素晴らしい力を信じ、自分の感性が良いと感じる事を行い続けた時、なりたい自分に少しづつ近づくことができるのだと確信します。そして、それに伴って周りも変わっていくのでしょう。

 開祖は「人づくりによる国づくり」とも言われました。国内外を問わず様々な問題や争いごとがあります。一人一人が変わることによって、世界から争いさえもなくなる。「人・人・人、全ては人の質による。」という少林寺拳法開創時の理念に立ち返り、令和6年も、皆様と共に楽しく充実した修練を行い、少林寺拳法の修行が皆様の何かをより良い方向へ変える一助となればと願っております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。          

                                             (令和 1月)

 

大垣道院道院長 大垣少年団支部長    略歴 

   松 原 光 孝         1968(昭和43)年 岐阜県生まれ

  大導師 准藩士 六段       1986(昭和61)年 三重大学(人文学部)少林寺拳法部 入部

                   1990(平成2)年   日本少林寺武道専門学校 高等師範科 入学

                   1991(平成3)年  同校 卒業

                                

  

私は、努力がすべてを解決してくれると思っています。

努力して報われなくても人生に納得がいく。

 

学校の教科書でも初めは意味がわからなくても、読んでいるうちに分かってくるようになる、

少林寺拳法の技もコツコツコツコツ修練を重ねていくと、自然と努力できる人間になれる。

人の痛みもわかるようになります。

 

すべてはここからがスタートです。

私も、まだまだ精進し続けたいと思っています。

 

みなさんも、一緒に取り組みませんか!!!

 

 

 

大垣道院 後藤昭一道院長

 

 

 

 

略 歴  1942(昭和17)年 岐阜県生まれ

      1961(昭和36)年 近畿大学(法学部)少林寺拳法部 入部

      1979(昭和54)年 大垣道院 道院長 就任

      1988(昭和63)年 岐阜県少林寺拳法連盟 理事長 就任

      2001(平成13)年 大垣市教育功労賞 受賞

      2007(平成19)年 岐阜県教育功労賞 受賞

      2010(平成22)年 少林寺拳法 本山名誉委員

       2014(平成26)年 本山・本部より勤続35年表彰


      大垣道院 前道院長

       後 藤  昭 一 

     大導師 正範士八段

         少林寺拳法本部名誉役員

金剛禅総本山少林寺 勤続35年表彰
少林寺拳法連盟 勤続35年表彰